今の会社でできる小さなデータ活用チャレンジ12選|“実務経験がない不安”を減らす

社内でできる/データ活用チャレンジ12選 キャリア・働き方

結論:転職前に“実務経験がない不安”を減らす最短ルートは「今の会社で小さく1回回す」こと

データ分析・AIに興味があっても、よくある不安はこれです。

  • 「実務経験がないから転職できない気がする」
  • 「ポートフォリオを作っても、リアルな仕事感が出ない」
  • 「学んでも、仕事で使った証拠がない」

この不安を減らす最短ルートは、今の会社でできる範囲で“1回だけ”データ活用を回してみることです。

大きな改革は不要。むしろ、小さく回して再現性を作る方が強いです。

「実務経験がない不安」を減らすには、今の会社で“小さく1回回す”のが最短です。


この記事でわかること

  • 今の会社でできる「小さなデータ活用チャレンジ」12個
  • 失敗しにくいテーマの選び方(炎上しない進め方)
  • “成果が出た”と伝えられる形にまとめるコツ

まず押さえる:小さなデータ活用の「成功条件」3つ

チャレンジは、この3条件を満たすと成功率が上がります。

  1. 目的が小さい(例:作業時間を10%減らす、問い合わせを減らす)
  2. データがすでにある(Excel、CSV、スプレッドシート、システム出力)
  3. 関係者が少ない(自分+隣の席の人、せいぜい3人まで)

「全社最適」や「経営会議レベル」は一旦捨ててOKです。


今の会社でできる小さなデータ活用チャレンジ12選

会社のリソースでできる範囲で、必ず目的を押さえたうえでデータ活用にチャレンジしてください。

また、各チャレンジは手段を記載しています。会社の具体的なデータに置き換えて、状況に合う一手から選んでください。

参考としてそれぞれ難易度(★) / 所要時間 / 使うスキル もつけました。

1) 毎週の定例資料を“自動集計”にする(★★)

  • 所要:2〜4時間
  • スキル:Excel(テーブル/ピボット/Power Queryが使えると強い)
  • 成果:資料作成時間を短縮、ミスを減らす

ポイント:まずは「手作業のコピペ」を1つ減らすだけで十分。


2) “売上/工数/問い合わせ”のトップ3を出す(★)

  • 所要:1〜2時間
  • スキル:Excel(並べ替え、集計)
  • 成果:上司が「どこを見るべきか」すぐ分かる

ポイント:数字が出せるだけで価値。考察は最小でOK。


3) 1つのKPIだけ、定義を文章で固定する(★)

  • 所要:30分〜1時間
  • スキル:文章化(表計算でもOK)
  • 成果:会話のズレを防ぐ(実務では超重要)

テンプレ

  • KPI名:
  • 定義:
  • 分母/分子:
  • 集計粒度(日次/週次/店舗別など):
  • 例外ルール:

4) “つまずき原因”を分類して、改善案を出す(★★)

  • 所要:2〜3時間
  • スキル:Excel(ピボット)
  • 例:問い合わせ理由、エラー理由、作業差戻し理由

ポイント:「件数が多い順」に並べるだけで改善が始まります。


5) 二重入力・転記をなくすルートを作る(★★★)

  • 所要:半日
  • スキル:Excel/Power Query(またはCSV結合)
  • 成果:作業時間削減+ミス削減(評価されやすい)

6) “抜け漏れ”チェックを仕組みにする(★★)

  • 所要:2時間
  • スキル:Excel(IF/条件付き書式)
  • 例:必須項目が空なら色付け、規定外の値を検知

7) 日次ではなく週次にして“続く”運用にする(★)

  • 所要:30分
  • スキル:Excel/SQL(運用手段の調整)
  • 成果:運用負荷が下がり、継続しやすい

8) コホート風に“継続率”を出してみる(★★★)

  • 所要:半日
  • スキル:Excel/SQL(集計)
  • 例:新規顧客の翌月継続、研修後の実施率

9) “見える化だけ”のダッシュボードを作る(★★★)

  • 所要:半日〜1日
  • スキル:BI(Tableau/Power BI)
  • 成果:関係者が同じ数字を見て話せる

コツ:最初は「見るだけ」。アクションは後でOK。


どのスキルから手を付けるべきか迷う人は、半年〜1年の学習順序をロードマップにまとめています。

学習ロードマップ(Excel→SQL→BI→Python)


10) 予測ではなく“異常検知”をやる(★★)

  • 所要:2〜4時間
  • スキル:Excel(平均との差/閾値)
  • 例:いつもより急に増えた/減ったものを検知

11) SQLで“自分で取りに行く”を1回やる(★★★)

  • 所要:2〜3時間
  • スキル:SQL(SELECT/GROUP BY/JOIN)
  • 成果:データ職で強い「再現性の証拠」になる

12) 「1枚の改善メモ」にして共有する(★)

  • 所要:30分
  • スキル:文章化
  • 成果:やったことが“成果物”になり、評価される

構成(おすすめ)

  • 背景(困りごと)
  • 使ったデータ
  • やったこと(1〜3行)
  • 結果(時間/件数など)
  • 次の一手

失敗しないテーマ選び(炎上回避)

  • 個人情報や機密は扱わない(まずは匿名・集計)
  • いきなり「評価」しない(原因の特定まで)
  • “誰かを責める”構図を作らない(プロセス改善として扱う)

“実務経験”として伝えるコツ(転職/異動に効く)

実務で評価されるのは、派手さよりも 再現性です。

  • 目的 → データ → 手順 → 結果 → 次の改善 この5点が言えるだけで、十分「実務っぽさ」が出ます。

今回のチャレンジは、そのままポートフォリオのネタになります。成果物として“伝わる形”に整える手順をテンプレ化しています。

データ分析ポートフォリオの作り方


次に読む(内部リンク)

タイトルとURLをコピーしました